2019/04/18
Is it really difficult?!
「難しい難しい、、、」
宇都宮市の英会話教室マコーマックイングリッシュコーチングでのとあるレッスン。
先日ニュースになった、宇宙のブラックホールの写真撮影成功の話題を
レッスンのトピックとして紹介をしたときに、心配そうに生徒の一人が繰り返し言っていました。
そんな生徒の姿を見て、今度は別の生徒が言いました。
「違うわよ。難しいかどうかは、どんな内容を話すのかによるのよ。
マーク先生は私たちが日本語でこの話題を話すのと同じくらいの
内容を英語でも話してもらいたいだけよ。」
まったくもってその通りなんです!
私は生徒に難しい科学論を議論して欲しいわけではありません。
なぜならば。
⑴科学を教えることが私の仕事ではありません。英語を教える事が仕事です。
⑵私自身だって、ブラックホールのことを良く知りません。
「難しい」という言葉は日本語でよく耳にしますが、英語で難しい"difficult"と言ってしまうと、
'この会話には参加したくない'というニュアンスが含まれてしまうことがあります。
ですので、自分が良く知らない話題だからといって"difficult"と言うのではなく、
"I don't know much about this (それについては良く知りません)" と言ってみましょう。
心配していた生徒ですが、最後には短いストーリーを話してくれました。
"Scientists took a photo of a black hole. Black holes have strong gravity.
They suck in everything, and swallow everything. ...nothing can escape.
(科学者がブラックホールの写真を撮りました。ブラックホールは強い重力を持ちます。
全てを吸い込み、全てを飲み込んでしまい、、、何もそこから逃れることはできません。)
他の生徒たちも彼女のストーリーを賞賛し、そして話題は写真術に移っていきました。
一見難しそうに思えるトピックでも、全然怖い事なんてないですよ、ね?!?!