私はイギリスで生まれ育ちました。そして10代の頃「英国エディンバラ公国際アワード(Duke of Edinburgh’s Award )」に参加しました。
この歴史的な教育プログラムは、エリザベス女王の夫、フィリップ殿下によって1956年に創立。世界有数の青少年育成プログラムで、現在では14を超える国と地域で取り組まれています。このアワードの主な目的は【若い世代が現代の国際社会を生き抜く力を身につけるための自己啓発支援】です。様々な実践に基づくアクティビティやライフスキル習得の学習を通して、自信・自身のキャラクターを培っていきます。このプログラムに参加することにより得た「達成する喜び」や「満足感」は私にとって今でもかけがえのない宝物であり、当時は有意義で楽しい時間を過ごしました。
このアワードは【5つのモジュール】で構成されます。プログラム参加者は、その5つのモジュール全てにおいて自己成長を求められます。
その5項目とは …
①身体づくり ②冒険心の育成 ③個人的・実用的スキルの向上
④コミュニティ奉仕 ⑤協調性の育成
さらに、アワードは①ブロンズ ②シルバー ③ゴールドと3つの難易度レベルに分けられ構成されており、3つのレベルを達成した参加者はバッキンガム宮殿に招かれ、表彰を受けます。
詳細についてはこちらでご確認ください。
「英国エディンバラ公国際アワード」は楽しく取り組めるよう構成されており、若者の人生にポジティブな影響を与えます。しかし本家のアワードは元々ティーンエイジャー(10代)に向けて作られたプログラムなのです。ですが、私たちLet’s Go英会話のアフタースクールの”ねらい”と「英国エディンバラ公国際アワード」の“ねらい”には共通点があります。他の人とは比較せず、自身のパーソナルゴールを達成し、学び続ける姿勢、努力する姿勢を養い、達成する喜びや満足感を自信に育てていくという共通の“ねらい”です。(単にクラスルームに座ってお勉強するだけではありません。自己啓発を目的としているのです。)
そこで、私たちは"子ども向けに"アワードをオリジナルにデザインしました。「英国エディンバラ公国際アワード」の5つのモジュールのうち、子ども達は4つの共通したモジュールを"英語に沢山触れながら"身につけていきます。
①冒険心の育成 ②個人的・実用的スキルの向上 ③身体づくり ④コミュニティ奉仕
子ども達は4つのモジュールに取り組みながら、生きた英語を身につけていきます。私たちは子ども達に英語を使ってコミュニケーションを図り、英語で読み書きを促し、彼らの表現を求めます。子ども達がモジュールを達成するために、私たちは彼らの個々の達成記録を残し、成績も与えます。子ども達はアフタースクールで仲間達と、それぞれのキャラクター・自分自身の成長のためにモジュールに取り組みます。そこに「競争相手」は存在しません。各々、自分の成長こそが結果なのですから。
本家「英国エディンバラ公国際アワード」では、参加者は①ブロンズ、②シルバー、③ゴールドと3つの難易度レベルに分けられ、数日間に渡って山への遠征に出かけます。Let’s Goアフタースクールでは、子ども達は基本的な地図の読み方を学び、その情報を元にグループ行動で、公園を”宝物探検"します(場所は公園やその他、大人の監督が目の届く安全な場所)。英語の地図とヒントを手がかりにし、宝物を探し当てる経験は子ども達の冒険心と達成感を育てます。
それぞれの子ども達が「好き」「楽しい」と思えるアクティビティ、例えば楽器、コンピューターゲーム、折り紙など。子ども達は各々の好きなアクティブティ・スキルを、アフタースクールの友達・仲間に英語で説明し、英語で価値を分かち合い、自身の成長をも英語で仲間に語ります。子ども達が「好き」「楽しい」とそれぞれに感じる分野の英語は、急速に上達します。
子ども達は基本的な身体づくりのエクササイズに、英語を用いて取り組みます。学年の高い子ども達(先輩)は小さな子供達(後輩)に身体の動きを教えたり、手助けも英語で行います。自己観察をし全身を使って身体的な能力を伸ばしながら達成感を得ることは子供たちにとって楽しく、学習には最適です。
子ども達は英語を使って、自分たちより小さな子ども達(後輩)のお世話をします。また、地域のお年寄りに向けて無料コンサートを開くなど、いくつかのボランティア活動を英語で行いながら、コミュニティ奉仕の心を育てます。
クラスでの学習は大切ですから、Let’s Go 英会話のクラスは通常どおり開講します。
しかし、Let’s Go アフタースクールプログラム参加の子ども達は、
よりバランスのとれた生きた英語習得が可能になります。
〜 Don’t just “do English”, “Do IN English”〜